タイトル | : 【追加ハンドアウト】 |
記事No | : 11475 |
投稿日 | : 2023/02/02(Thu) 00:10:50 |
投稿者 | : 佐田塚 |
PC1:“切った張った” 阿見川 光 シナリオロイス:【異界月の黒巣市】
今回の騒動中、表立った動きが今まで見えなかった君だが、実のところ“八州”に同行していた。 何だかんだ久藤 理彩と共闘の経験もあり、戦力的にも申し分ない故の抜擢であった。 そして君もまた“八州”に居残り、そして黒幕の本拠の奇襲という作戦に参加することになった――が。
――はっきり言おう。誰の目にも分かるほどに、君と『この街』は、相性が悪い。あるいは「良すぎる」。 君の辿ってきた足跡と得物、そして衝動は、数多の狂気を君自身に見せつけることになる。
それでも。君が足を止めずに進むのなら……拓ける道が、必ず、ある。 君にしか斬ることのできないものが、『この街』の地下深くに眠っているのだ。
PC2:“雷の剣士” 岩瀬 良平 シナリオロイス:“サン・シーカー”久藤 理彩
突入メンバーの選定については“八州”残留メンバーで色々な相談があった。 結局、“八州”を向こうまでもっていけないことや陸防の負傷兵を護衛しながらの帰還となること等、 色々な要素が重なり、この全員学生による破壊工作隊が組織されることに相成った。
“向こう”での指揮系統としては、暫定的に久藤がリーダーとなり、君がその補佐をする形でまとまった。 しかし……君の仕事は、意外と多いかもしれない。車を運転する久藤の顔色を見ながら、君はそう感じた。
彼女は……戦意こそ喪失させてはいないものの、既に恐怖の感情を滲ませているように見えた。 それほどの何かが、“向こう”にはあるのだろう。覚悟する必要は、ありそうだ。
PC3:“血戦存在” 八咫鳥 紅椥 シナリオロイス:“深き刻”山中 やまさ
妙なことになったものだ。“八州”に同行して魔街くんだりまで来て、君はそこで待機していた。 久藤さんはともかく、ざっきー先生は知らない仲でもない。割と成り行きだったが、そんなところだ。
何にしろ、ここに来てDHシステムなる厄介なものを再び止めなければならなくなった。 アレの厄介さは、君達が身をもって味わっている。再び使われるなど洒落にならない。それは重要だが……
向こうでは、神城の反会長派も活動しているという、妙な話を聞いた。そういえば、反会長派と言えば…… ふと思い出したことがある。いつぞや遭遇した、黒高に潜伏している反会長派工作員の少女。山中 やまさとか言ったか。 彼女を、『滅び』の騒動が始まって以来、黒高のどこかで見かけたか?いつの間にか消えていたような……?
PC4:“ゆきうさぎ” 内海 悠美 シナリオロイス:“柘榴の肉片”石崎 彰也
まず、君の最も気になるだろうところから言及しよう。石崎 彰也との再会は、成った。 少々ならずくたびれてはいるが、いつもとほぼ変わらない彼がそこにはいた。 彼は彼で、今回の作戦とは別にやるべきことがあるため、留守番だという。
君達のやることは潜入、破壊工作という話だが、正直、君にとっては判らないことの方が多いだろう。 そして、判らないままでいる方がいいこともある。今回の作戦は、そんなものばかりの話になる。けれども……
忘れてはならないことがある。石崎 彰也は君のことを心配している――のみならず、君の存在こそを頼りにしている。 彼が生きて黒巣市(あのまち)に帰るには、君が生きて帰らなければならない。不器用な言葉で、彼はそう言い残した。
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